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請求書封筒の書き方|宛名・在中表記・差出人の3つの基本

請求書封筒の書き方は、宛名を会社名→部署名→担当者名の順で書き、請求書在中は縦書きなら左下・横書きなら右下に記載するのが基本です。差出人の書く位置、窓付き封筒での注意点、縦書き・横書きの使い分けまで2026年9月時点の情報で解説します。

請求書封筒の書き方|宛名・在中表記・差出人の3つの基本

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請求書封筒の書き方は、宛名を会社名→部署名→担当者名の順で書き、請求書在中は縦書きなら左下・横書きなら右下に、青色の枠で囲んで記載するのが基本です。本記事では、宛名の敬称の使い分け、差出人を書く位置、窓付き封筒での注意点、縦書き・横書きの使い分けまで解説します。

この記事は、請求書を封筒で郵送する機会がある個人事業主・中小企業の経理担当者向けです。

※ 2026年9月時点の情報です。郵便料金や封筒の記載マナーは変わる場合があるため、最新情報は日本郵便の公式ページもあわせて確認してください。

この記事でわかること

  • 請求書封筒に書く3つの要素
  • 宛名の敬称の使い分け方
  • 「請求書在中」の書き方と記載位置
  • 窓付き封筒と無地封筒での注意点

請求書封筒に書く3つの要素とは

請求書封筒に書く要素は、宛名、差出人、請求書在中の表記の3つです。

請求書封筒に書く3つの要素: 宛名(会社名・部署・氏名)、差出人(自社の住所・社名)、請求書在中の表記
請求書封筒に書く3つの要素
請求書在中とは、封筒の中身が請求書であることを外から分かるようにする添え書きです。郵便法で義務づけられた表記ではありませんが、受け取った側が仕分け段階で内容物を判別でき、経理担当者への回付が早まるため、実務上はほぼ必須のマナーとして定着しています。

宛名は封筒の表面中央に、差出人は裏面に、請求書在中は表面の隅に書きます。この3つの位置関係を先に覚えておくと、封筒の向きや種類が変わっても迷いません。私たちが経理BPOの現場で見てきた限り、この3要素のどれかが抜けたまま発送されているケースは、担当者が変わった直後の会社に多い傾向があります。請求書封筒で最初に押さえておくべきは、この3つの位置関係。

宛名の書き方|会社名・部署・担当者名の順序と敬称

宛名は会社名、部署名、担当者名の順で書き、組織宛てには「御中」、個人宛てには「様」を使います。

「株式会社◯◯御中 ◯◯様」のように御中と様を1つの宛先で重ねる二重敬称は、ビジネスマナー違反として扱われます。担当者名まで分かっている場合は、会社名・部署名の後に「様」だけを付け、御中は省きます。逆に担当者名が分からず部署宛てに送る場合は、部署名の後に「御中」を付けます。

宛先の種類 使う敬称 記載例
会社・部署宛て(担当者不明) 御中 株式会社◯◯ 経理部 御中
個人(担当者)宛て 株式会社◯◯ 経理部 ◯◯ 様
会社と個人の両方を書く場合 様のみ(御中は省く) 株式会社◯◯ 経理部 ◯◯ 様

郵便番号と住所は、縦書き封筒なら右上、横書き封筒なら左上に配置します。都道府県から省略せず正式名称で書き、縦書きは漢数字、横書きは算用数字で番地を書くのが基本です。私も以前、番地の数字を省略して書いた請求書封筒が届くまでに時間がかかった経験があり、それ以来は必ず正式表記で書くようにしています。

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差出人の書き方と書く位置|封筒の裏面

差出人は封筒の裏面に書き、縦書きなら継ぎ目の右側に住所、左側に会社名を書きます。

横書き封筒の場合は、右下または中央下部に住所と会社名をまとめて書きます。差出人の情報を省略すると、宛先不明で返送された際に発送元が分からなくなるため、社名・住所・部署名までは必ず記載してください。封をした部分の中央には「〆」の封字を書き、開封されていないことを示します。

「請求書在中」の書き方とスタンプの位置

「請求書在中」は、縦書き封筒なら左下、横書き封筒なら右下に、青色の枠で囲んで書きます。

請求書封筒の書き方4ステップ: 宛名を会社名から順に書く、組織宛ては御中、個人宛ては様を使う、差出人を裏面に書く、請求書在中を指定の位置に書く
請求書封筒の書き方4ステップ

文字色は青が一般的です。黒は封筒の色によって目立ちにくく、赤は簡易書留の表示と混同されやすいため避けます。弥生株式会社が公開する「請求書在中」と封筒に書く方法でも、手書きの場合は文字を四角い枠で囲んで目立たせる必要があると解説されています。

スタンプと手書きのどちらでも構いませんが、発送枚数が多い場合はスタンプのほうが作業時間を大きく減らせます。手書きにする場合は、宛名より少し小さい文字で、枠からはみ出さないように書いてください。

窓付き封筒と無地封筒で変わる注意点

窓付き封筒では、請求書在中の記載が窓と重ならない位置に書くことが注意点になります。

封筒の種類 宛名の書き方 請求書在中の注意点
窓付き封筒 中の用紙に印字した宛名を窓に合わせる 窓の外側、宛名の下や封筒の隅に記載する
無地封筒 封筒に直接、宛名を手書き・印刷する 窓がないため、隅の指定位置に自由に記載できる

窓付き封筒は、中の用紙に印字した宛名をそのまま窓越しに見せる仕組みです。請求書在中を窓の近くに書くと、宛名の一部と重なって見えにくくなるため、窓から十分離れた隅に配置します。日本郵便が定める定形郵便物の規格に収まる封筒のうち、A4用紙を三つ折りにして入れる長3封筒は120×235mmが最も使われるサイズです。

無地封筒は宛名を封筒に直接書くため、この心配はありませんが、宛名の文字が消えかかっていないか、投函前に一度確認するとより安心です。

縦書き・横書きの使い分け方

縦書き・横書きは、取引先とのこれまでのやり取りや自社の他の書類の書式に合わせて選びます。

フォーマルな取引先や、契約書など縦書きの書類でやり取りしてきた相手には、縦書き封筒が選ばれる傾向があります。一方、普段から見積書や請求書を横書きで発行している会社では、封筒も横書きに統一したほうが一貫性が出ます。縦書き・横書きのどちらを選んでも失礼にはあたらないため、社内で書式を1つに統一しておくことが実務上は重要です。

請求書封筒でよくある間違いとNG例

請求書封筒でよくある間違いは、二重敬称、請求書在中の書き忘れ、差出人の省略の3つです。

注意: 請求書在中の書き忘れは回付の遅れにつながる
請求書在中の記載がないと、受付担当者が中身を判別できず、経理担当者への回付が遅れて入金確認が遅れる原因になります。発送前のチェックリストに、宛名・差出人・請求書在中の3点を必ず入れてください。

第一のNGは、御中と様を1つの宛先に重ねる二重敬称です。会社名の後に個人名まで書く場合は、御中を付けずに様だけを使います。第二のNGは、請求書在中の書き忘れです。急いで発送するときほど見落としやすいため、封をする直前に確認する癖をつけてください。

第三のNGは、差出人の会社名や住所を省略することです。発送前の最終確認で欠かせないのは、宛名・差出人・請求書在中という3点。

発送作業の負担を減らす方法

発送枚数が多い会社では、封入封緘機の導入や、発送業務ごと外部へ任せる方法で負担を減らせます。

当社は2023年1月から2026年8月までに、経理BPOを10社以上へ導入しており、そのうち2年以内に解約したのは1社(継続率90%)です。請求書の発送業務は、封筒の書き方を統一するだけでも属人化を防げます。

月に数十件を超える会社では、宛名印字から封入・発送までをまとめて外部委託するほうが、担当者の負担を大きく減らせます。日本郵便が定める定形郵便物の規格では、厚さ1cm以内・重さ50g以内であれば、請求書1〜2枚程度の封筒は110円(2026年9月時点の料金)で送付できます。

発送業務を含めて経理業務全体を外部に任せる場合は、経理BPOとは?メリット3つと費用相場をわかりやすく解説で任せられる範囲を確認できます。請求書の三つ折りの手順は、請求書の三つ折りのやり方|向きを間違えない3ステップで解説しています。

請求書の発行にかかる手数料相場は、請求書発行の手数料相場|依頼先別の料金と内訳で解説しています。

よくある質問

請求書封筒の宛名はどんな順番で書きますか?

会社名、部署名、担当者名の順に書き、組織宛ては御中、個人宛てには様を使い分けます。

請求書在中はどこに書けばいいですか?

縦書き封筒なら左下、横書き封筒なら右下の隅に、青色の枠で囲んで記載します。

請求書在中はスタンプでないといけませんか?

手書きでも問題ありませんが、宛名よりやや小さい文字で四角い枠に囲んで書きます。

請求書在中の文字色は何色が適切ですか?

青色が一般的です。黒は封筒の色で目立ちにくく、赤は簡易書留と誤解されやすいためです。

差出人はどこに書きますか?

封筒の裏面に、縦書きなら中央の継ぎ目の左右へ、横書きなら右下にまとめて記載します。

窓付き封筒で請求書在中を書くときの注意点は?

宛名が見える窓の部分と重ならないよう、封筒の隅の位置に枠で囲んで記載します。

自社の請求業務のどこに時間がかかっているかは、経理の現状分析(無料)からご相談いただけます。ご契約を前提としたご案内ではありません。

まとめ: 請求書封筒は「宛名・差出人・請求書在中」の3点を守れば失敗しない

請求書封筒の書き方は、宛名を会社名→部署名→担当者名の順で書き、差出人を裏面に、請求書在中を指定の位置に青色で書くという3点を守れば、大きな失敗は防げます。敬称の使い分けと窓付き封筒での注意点さえ確認しておけば、初めて発送する担当者でも迷わず対応できます。

発送枚数が増えて封筒の準備自体が負担になってきた場合は、封入封緘機の導入や、経理BPOへの外注も選択肢になります。まずは直近1か月分の発送枚数を数えて、手作業にどれだけ時間がかかっているかを確認するところから始めてください。

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